GOOD SWELL JOURNAL /

LOW KEY PEOPLE #11

会社経営者でありながら、普段は、レストランのシェフのように料理を研究し続けているのがマコリンだ。小坪にある自宅を小坪倶楽部という名前で、ときどき密かに友人、知人を集めた美食の会合を開き、季節の味や研究成果ともいえる様々な国の料理を披露している。
毎年、夏に青山の画廊で個展を開いているが、そのオープニング・パーティの料理を担当してくれているのもマコリンで、もう7、8年続いている。そしてそのパーティはすっかり恒例になり、自分の作品よりも、マコリンの料理を楽しみにしてくれている人の方が多いくらいだ。それだけに、そのパーティは多くの人が集まり、飲んだり食べたりと賑やかだ。そのお礼はというと、いつも心苦しいくらいなのだが、マコリンはいつでも、了解しましたと大きな声で引き受けてくれる。1月には、この葉山のS+Cのお店のところで開いていたギャラリーの本、『A BOOK OF SUNLIGHT GALLERY』(アノニマ・スタジオ刊)を出した記念に、逗子、coya、由比ガ浜、BORN FREE WORKS、鎌倉、CAFE VIVEMENT DIMANCHEで展覧会を行った。(関西は、SEWING GALLERY-1月30日から2月11日)。そのパーティがあり、料理をマコリンに頼むと、もちろんですと、いつものように大きく胸を張って承諾してくれた。とにかく、いつでもマコリンにお任せで申し訳ないのだが、常に全力投球で、その内容も凝ったものだ。こうした友人が近くに住んでいて、彼の料理を囲んで、以前開いていたギャラリーの活動に力を貸してくれた人たちと再び集うことができるということは有難いことだ。もちろんマコリンも、その仲間のひとりであり、いつまでもこちらの身勝手に懲りることなく、料理の研究に力を注いだ成果を見せ続けて欲しい。 h.n