GOOD SWELL JOURNAL /

Keep paddling

近所の海岸では海開きも行われ、夏の舞台装置も整いつつありますが、皆さんお元気ですか。こちらはすぐそこまで迫っている夏に少しそわそわしています。
さて先日、ラジオを聴いているとジェリー・ロペスがインタビューを受けていました。
その中で彼はいつものように”Keep paddling”という言葉を使ってサーフィンと人生を結び付けていた。サーフィンは波に乗っているという時間はほんの一瞬で、そのわずかな時間の為にパドリングを続ける。波に乗るという素晴らしい一瞬の為に、単純作業であまり楽しいとは言えないパドリングを黙々と続けるのだという。逆に言えば、パドリングという単純作業がない限り、サーフィンの最大の目的であり、至福の瞬間である波に乗るという事はできない。これは仕事を含め人生に於けるあらゆることに共通しているという事を話していた。 さすがに奥が深い。全く浮ついていない。そのインタビューを聞いてぼくは自宅近くにCOYAというカフェを思い浮かべた。この店はとても人気があり、週末などは店内に入れない人達が店の前で列を作り待っている。営業は週に4日だけなので周りからは趣味でのんびりやっているように思われがちだが、そうではないと思う。スタッフが朝早くから来て仕込み、掃除等黙々と開店の準備をしている姿を見ていると浮ついたところを感じない。 そんなCOYAは6月が1ヶ月丸々休みだった。店の中に「6月はお休みです。」と黒板に書き本当に休んでいた。これはこれで彼らにとっては次の波に乗る為のパドリングだったのではと思っている。
人それぞれパドリングの仕方は違う。けれどもやがて訪れる素晴らしい一瞬の為に
“Keep paddling”しなければならないということは共通している。
ちなみにうちは6月もやっていました。7月もやっています。8月はちょっと休みます。
これもまた”Keep paddling”なのです。では。また。(ht)