GOOD SWELL JOURNAL /

今年の夏は、サーフィンに燃えた夏だった。自分もボードを手に入れ、朝早く海に出るということを繰り返していたが、S+Cのスタッフもそれ以前からのサーファーで、波の好い朝はそれぞれの浜で波に乗っている。
しかし、面白いのは、いままで泳げないからと、水着すら着たことのない女性が、どんどんボディ・ボーダーになってしまったことだ。海辺のおみやげ物屋などで売っているビート板のようなボードで波打ち際で遊んでいるうちに、ボディ・ボーダーが波乗りしている姿を眺めるようになり、やはりあれじゃないと駄目だということになり、道具を揃え、インストラクターに習い、恐々だが始めたのだ。伝染するのが早く、彼女ができるのならと、周囲の人たちも水着を買い、彼女に続けと、海に入るようになった。最初は、ボディラインを見せるのが恥ずかしいとか、水着になるを嫌がっていた人も、海に入って波に揉まれているうちに、もうどうにでもなれと、波に乗ることに夢中になり、一度やってしまうと、自分の水着姿など些細なこととなってしまうのだ。遠浅の浜辺でやるので泳げなくても足の付くところでやっていれば怖くはない。
もっとも始めたのが8月も終わりという頃で、みんな、もう1ヵ月早くやっていればと、夏の終わりを悲しんだが、秋や冬こそがサーフィンの季節、人の少なくなった浜辺で波を独り占めするのが楽しいと教えると、そうだそうだということになり、ウエット・スーツも買う意気込みだ。今年の夏は賑やかだったが、来年の夏はもっと賑やかになりそうで、いまから待ち遠しい季節になっている。(h.n)