GOOD SWELL JOURNAL /

Big Islandと親しみを込めて呼ばれるハワイ島を訪れたのは、プライベートを含めると2度目。今回の出張は、かなりタイトなスケジュールでLA-NY-Hawaiiを1週間で周らなければならなかったが、その中でも救われたのは最後をハワイ島で終えること出来たことだった。
ハワイ島に行ったのは、Honokaaというold townの山の中に小さな工場を持つVolcano Island Honey Companyの蜂蜜を、昨年7月にオープンした葉山レストハウスで扱ってみたいと思ったからだ(ちなみにこのホームページがアップデートされる前の3月から販売開始予定です。とてもおいしい蜂蜜なので是非お試しになって下さい)。
HonokaaはHiloから車で1時間ほど走ったところで、その間route19という州道を緑に囲まれながら走り続ける。前回、ハワイ島に行ったときは、Hiloだけしか足を運ばず、恥ずかしながら、どの植物も綺麗な緑だったというレベルでしか認識しておらず、普段店で扱っている南洋系の観葉植物の背景をよく理解していなかった。いや、厳密に言うと、理解はしているつもりだったが、実際に自生しているものを目の当たりにしていなかったので自分の中でそのリアリティーに欠けていたのである。
Hiloからroute19に乗り、ローカルのKCCN FM100を聞きながらHonokaaに向けて車を走らせて間もなくすると、もうそこには右手に悠々とした太平洋、視界には今まで自生している所を見たことのない植物の世界が広がっていた。アダン(ハワイ名ulupono)、オーガスタ、モンステラ、ストレチア、孔雀ヤシ(英名Fish Tail Palm)、シェフレラ、アンスリウムなどなど挙げたらきりがない。また、その緑溢れる生命力、パワーは素晴らしい。州道から少し中に入ったところの木々に着生しているモンステラなど、一日横で寝そべっていようものなら、そのまま巻き込まれてしまいそうなほどの勢いを感じる。僕はつい嬉しくなって、危なっかしい脇見運転を繰り返すのを止め、途中で車を停め、葉っぱに触れたり、匂いをかいだり、写真を撮ったりした。一時間ほどのドライブがその倍以上かかってしまったのだが。今回の出張で一番リラックスした瞬間でもあったのだ。
ハワイ島は現在も火山活動が続く力強く生きている島だが、同時に古代からの悠久の流れを感じることの出来る島でもある。自然のパワーが満ち満ちている島。仕事を通じてこの島と関わり合えることに深い喜びを感じつつ、少しでもハワイ島の持つ素晴らしさをみんなに伝えられればと思った。 (TM)