GOOD SWELL JOURNAL /

1995年に出した2枚目のアルバムに入っていた「シークレット・ハート」という曲を耳にした瞬間からずっと聴き続けているカナダ出身のロン・セクスミス。日本にも何度も来日しているので、ご存知の方も多いと思う。もう何枚目になるのか、ソロ・アルバムも定期的に制作していて、常に上質な曲が満載されている(これだけコンスタントにオリジナル曲を仕上げるシンガー・ソングライターは本当に少ないと思う)。実はまだ予約しただけで新しいアルバム『Long Player Late Bloomer』を聴いたわけではないのだが、この中に入っている「Love shines」、一度視聴しただけで痺れた。ロン・セクスミス独特の節回し、曲調なのだが、本当に麻薬のように耳に入り込んでくる。知らない人はまず、「シークレット・ハート」を聴いて欲しいが、とにかく、最近、好いアルバムがないかと訊かれたら、この『Long Player Late Bloomer』を薦めてしまう。とにかく、一曲でも素晴らしい曲があるということは、それと同じような粒の揃った曲が詰まっているということなのだ。幾つになってもずっと聴いていたい、追い続けていたいアーティストというのは何人かいる。そしてロン・セクスミスもそのひとり。とにかく、聴く前から大絶賛したくなるほど素晴らしい。ただ、内容とは別に、残念なのはいつもジャケットのセンスがどこか崩れているところ。ここだけはちょっと許して欲しい。(h、n)