GOOD SWELL JOURNAL /

先日、少しわけがあって、カフェの名前を考えなければならなくなり、RAIN ON THE ROOFというのを思いついた。ラヴィン・スプーンフルの1967年頃の曲だ。古い木造家屋の2階を改装した店で、天井を取り払い、どこか安っぽい梁などが見える。椅子に座り、見上げるとその黒ずんだ屋根の裏側がどうしても見える。で、そうか、ここは古い納屋の2階なのだと思った。それで思い出したのは、ニール・ヤングのアルバム『ハーベスト』のジャケットの裏面で、納屋でバンドが演奏している写真。こんなところで練習などしていたら楽しいだろうなと思わせるものだ。しかし、カフェなのでやはりロマンティックな方が好いかと、このラヴィン・スプーンフルの曲名に決めた。夏の日に、彼女と納屋で雨宿りしていて、屋根に降る音を聴いている。このまま雨が降り続けば、ずっと一緒にいられるのになあ。といった内容の可愛い曲なのだが、ラヴィン・スプーンフルは、ほんとにドリーミーな曲が多く。「魔法を信じるかい」「心に決めたかい?」「つらい僕の心」「ディドリーム」、そして大ヒット曲「サマー・イン・ザ・シティ」など盛りだくさんだ。で、そんなアイデアを持って、カフェに打ち合わせに行くと、ちょうど雨が降ってきて、屋根から雨音が響く。そうなると、この曲名が店の名前にぴったりフィットする。椅子、ソファなども納屋で埃を被っていあった古いものを使用した雰囲気もあるので、自分たちだけの秘密の場所、そんな気もしてくる。これから、この場所が、スタッフなどの力でドリーミーなところになっていけば好いと思う。(h.n)

このアルバムには「RAIN ON THE ROOF」は入っていないので、ベスト盤をお薦めします。