GOOD SWELL JOURNAL /

最近、フードコーディネイターとしてすっかり人気者になり、雑誌などでもよく見かける根本きこさんもギャラリーにやってきた人のうちのひとり。現在、京都でスタジオ・トリコールという仕事場兼カフェを開いているイラストレーターのナカムラユキさんと一緒に展覧会を開きたいとやってきた。まだ当時は高校を卒業したばかりで、雑貨が趣味の絵ばかり描いていた少女だった。しかし、当時から手作りの雑貨などを手掛けていて、もう立派に仕事をしていた。逗子に引っ越してきて、その仕事にも拍車が掛かり、ギャラリーにもそんな仕事が舞い込むときこちゃんに頼んだりしていた。
彼女はやがて頻繁にバリ島、ベトナムなど東南アジアに旅に出るようになり、いつの間にか料理なども自分のものにしていた。そして葉山で知り合いのお店を紹介したり、海の家の仕事など紹介するうちに、彼女の仕事もシフトし、すっかり定着した。
そして現在はcoyaという自分の店を開いて、そこできままに店を開けたり、本を出すなどの活動している。最近、WINDCHIME BOOKSでもそのcoyaの本を出したが、もう30歳になったのだそうだ。いつの間にか、10年以上の長い付き合いになっている。早いものだとつくづく思う。しかし、彼女もまた独自の活動を展開していくことでこの地域ならではの新しい流れを作ってきた。そしてそんな場所である逗子も葉山も、彼女のように、無理せず、自由気ままに行動することで生れる文化のようなものを育むということでは、ぴったりの土地柄なのだと思う。