GOOD SWELL JOURNAL /

人材の地産地消

逗子、葉山には個性的な人が多く住んでいる。ここに生まれ育ったという人もいれば、都内やその他のところから引っ越して来た人もいる。個性的というと聞こえはいいが、知らない人からすると昼間もブラブラしていたりするので「この人、一体何をしているのだろう?」と不審に思われる人達でもある。僕の周りで言えば、その多くは、編集者、ライター、スタイリスト、カメラマン、デザイナーという職業で、時間の束縛が少なく、都内にも 毎日通勤しなくてもいいような人達だ。みんながみんな「海が好きです!サーファーです!」ということではないが、一様にこの辺りの独特なゆるさや空気感が好きで、毎日の通勤はないとしても都内から離れ不便になるという現実も含め、ここを土地を選んで暮らしている。
今、その人たち数人と、眼差しの方向や視点を話し合いながら、お互いが持っているこの地域の話やネットワークを繋げ、コミュニティー誌(でも全国誌!)ができればと思っています。例えば、この地域で捕れる美味しい魚の話とか、季節に行われる恒例行事とか、街の歴史とか、環境の話とか、気持のいい朝の風景とか。僕たちも少しは知っていたり、気にはなっていたりすることを、より詳しく調べ、学び、伝えることで自分たちにも意外な発見があるような気がします。それは同時に、逗子や葉山だけでなく、どこの街でも楽しく暮らしていくヒントにもなるのではないでしょうか。一人一人の個性的な視点で捉えた小さな街の風景は、面白い。バックグラウンド、職業、趣味も違うが、この海辺に住んでいるということだけの共通点と連帯感で、人材の地産地消を目指しながら、何はさておき、気持のいい空気、風、太陽の光を届ける予定です。(ht)