GOOD SWELL JOURNAL /

どんぐりの木

昨年の秋、バルコニーの掃除をしていた時にどんぐりの芽を見つけた。普段落ち葉などを集めている容器の中で、一人自己主張するかのように顔をのぞかせていた。子供達が公園で拾ってきたものが運よく発芽したようだ。ブナ科の植物は成長すると20m近くになる木も在ると言うので家の中でも一番大きなプラスティックのポットに移しかえ観察することにした。しかし、植え替えをしたのが秋だった為かこちらの期待通りには成長してくれない。毎日のように様子を伺うのだがじっとしている。枯れてはいないようだが水や肥料を十分に与えてもじっとして動かない。仕方なくこちらも焦らず冬越しをさせ春を待つことにした。ようやく春、日差しが当たり暖かくなると新芽が出てきた。それでもあくまでもマイペースに成長をするこの木を見ながら自分達の時間軸とは異なる存在に気づかされた。(ht)